肥後花市場は熊本にある地方卸売市場です
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| 理事長 御挨拶 |
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第６０回通常総会に当りご挨拶を申し上げます。 本日は、衆議院議員「野田 たけし」先生をはじめ、九州農政局、熊本県、熊本市中小企業団体中央会、ほか、関係機関の皆様方、当組合員の生産者、販売者の方々には、公私共にお忙しい中、肥後花市場総会にご出席頂き、まことにありがとうございます。 組合員の皆様には日頃より、生産、販売購買事業に対し、格別なご支援、ご協力を賜わり厚く御礼申し上げます。 今年は、創立６０年と言う節目の年であります。 この肥後市場は、永年にわたり歴史を刻み、繁栄をしてきたすばらしい市場であります。創設された先任の方々のご苦労を想うとき、その重責を深く感じ、身の引き締まる思いであります。 さて、平成２３年度の社会情勢は世界的不況からの脱却を目指し、各国は、大規模な経済対策、金融政策を取って参りました。しかしながら、穀物や原油価格の高騰、及び円高は未だ改善出来ず、国内の景気回復は愚か厳しい状況となっております。 昨年の花き園芸情勢を振り返れば、３月１１日、東日本大震災が発生し、我々日本人にとって生涯忘れることの出来ない悲しい出来事と成りました。又、欧州諸国の金融不安、ギリシャの財政破綻やＴＰＰ（環太平洋連携協定）問題など、３月、４月、１１月と全国的に売上げの減収となる要因となりました。 しかしながら、我々は今の不況、現状に負けてはおられません。 これからの肥後花市場の成長戦略は生産、販売、購買事業と攻めの戦略を展開し、積極的な営業による推進活動を実施しなければなりません。そして、我々役職員共に意思疎通をしっかりと構築し、信頼関係のもと心の通い合う職場、職域にしなければならないと思っております。 私はこの一年間、理事長として大きな改善、改革を行って参りました。肥後花市場にとり急を要する事であり、それは大きな経営改善でありました。其の中のひとつが人員の見直し、削減であり、断腸の思いでこれを実行致しました。 理事会、運営委員会、そして職員会議を何度も行い議論・検討しあった結果、４月１日より新体制 職員１５名、嘱託１名、派遣１名、パート１３名で現在運営を行っております。 おかげをもちまして、組合員の皆様のご協力、職員の努力によって売上も前年対比に近づき、当期純利益も昨年度を大幅に上回ることが出来ました。次年度は、出資配当の実施など更なる飛躍を目指し、努力していこうと思います。 平成２４年度の事業方針は、組合員の皆様の明るい暮らしと安定した生活を守るとともに、効率的な市場運営を実施して参ります。又、他市場と違う特徴ある魅力的な市場として将来のビジョンを掲げ、中長期的な販売戦略を展開し、実践して参りたいと思います。 「クリーンな責任ある行動、創造と挑戦、そして的確な指導、報告」以上をスローガンとし役職員一同、全力をもって市場発展のため努力邁進致します。 今後とも組合員の皆様方には変わらぬご支援、ご協力を頂きます様、心からお願いを申し上げ、ごあいさつと致します。 平成２４年 ６月 ２日 熊本県花き事業協同組合 理事長 村上 昭光 （追 記） 第６０回通常総会が成功裡に終了致しましたことを役職員一同心からお礼申し上げ、ご報告と致します ありがとうございました。 |
 熊本県花き事業協同組合 |
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